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Tokyo 2009 Study in Mixed Accents...

1.23.2009


東京に戻り、雪の無い世界、といつもの部屋、距離感にあっという間に、
合う私。狭い部屋に大きな荷物だけが不具合でかわいい。そして、
束の年賀状たち。

17日、スレイドの友達daleのレセプションへ。私は彼女の
パフォーマンスがとても好き。歳は同じくらいだけど、スレイドで
は先輩。卒展で見た時に痺れたのを覚えている。それで、
今回タケニナガワでのレセプションでのパフォーマンスと
聞いて嬉しくて駆け付ける。久しぶりに会った彼女は少し日に
焼けていて、故郷の南アフリカに居たとの事、相変わらず
自然体がとてもチャーミング。パフォーマンスは期待通り
とても素敵で、もっと聞いていたかった。そして、終わった
後彼女はスマイルとともに演奏の一部であるビー玉をくれた。
真直にいいものに触れられるのはほんと宝。そんなアーティストに
社会に出る前に出会えた事も宝。もうひとり、忙しくてなかなか
会えずにいた同じスレイドの、大好きShihokoと一緒に。



ラーメンをすすり、水餃子を食べて、
東麻布は、東京タワーがビカーっと光っていた。

伊勢丹2Fへ東京の乾燥に怯え冬のオーガニックな保湿を求める。
その化粧品の品数の多さに軽く嬉しい目眩い、人の多さに苦しい
目眩しここでは「不況」など嘘のようだ。

揺り戻すように、思い出す地元のパン屋さん。オープン当初、
新しい物好きの父も元気な時はよく通ってたみたい。
国産小麦+自家製天然酵母。こんな田舎でベルギーで食べてたのに
負けない田舎パンが食べられるなんて。帰る度、依存度は増すばかり。





Study in Mixed Accents... 
タイトルもいい。

New Year Cristals ***

1.13.2009



年明けて、日差しもどこか真新しい。
お雑煮やおせち、お正月らしさを堪能し、去年の今頃は大雪の中
キャンバス作りだった事を思い出す。今年の地元の草餅は絶品で
有機きな粉であべかわ餅が我が家で一大ブーム。小学生の年賀状に
よくある「 おもち食べ過ぎ注意!」の気持ちが今になってわかる。
3日、帰省から戻ったときたまさんからアマリリスの成長報告が
届いて嬉しくなる。そして、junjunからも帰ったら咲いてた報告、喜。
SALINA(サリーナ)というナポリピザ屋さん、そのお祖父さんが
営む能登のあげ浜塩田のお塩とモッチリさくさくなありそうで
ないピザらしいピザとの家族コラボが美味しい。天気が
よくて朝から車を飛ばし山のなかの温泉。380円。






金沢21世紀美術館へ、前にも書いた事があるけれど年始の美術館は
何故かとても気持ちがいい。杉本博司歴史の歴史を見に行く。
こどもの頃、歴史=苦手だったにも関わらず、渡欧などしてる間に、
今を生きる人の続きにある歴史の深さを体感し、今では何を見ても
興味津々。きっと未確認であればあるほどに、思いは募るのでしょう。
この地がhollyである所以の待望の十一面観音像が海原の写真と一緒に。
神仏習合のダイナミズムを抱えながら、どんな場所に居ても、
例えば現代建築の真只中にあっても、そのものは変わらない、
そんな崇高さ美しさにしばらくうっとり時を共にする。そして
同時にコレクション展へ、そこで作っていた奈良さんの部屋
の壁が切り取られ展示されていて痺れる。こんなふうに存在する
感じ、写真やレポートでは絶対伝わらないだろうと憶う。
benlly'sの田中さんたちに新年のご挨拶。ここに来ると
帰ってきた感じがする。留学中もそうだった。そして出会った
お花のリングを私物にしてしまったお買い初め。高速飛ばして
遊びに来てくれたペルーと二度目の初詣をして二度目の
おみくじを持って二三味コーヒーを飲みに行く。
楽しいからあっという間。



CommandNの映像作家ミツ君がうちに徒歩でやって来た。
なにしろ同じ小中学校なのだから。いろんな共通点に話は
盛り上がって、いろいろ面白がる私たち、小さな町のローカルな
ひと時と未来の話。とてもよい。7日は七草がゆで、脱お正月ムード。



そうして作業を再開した頃、激しい落雷とともに一転俄に風花舞う銀世界。
大気の水がキラキラの雪の結晶になるように、漂うなかから出会って
くっ付いて積み重ねて、きれいな軌跡を創れるといい。向き合う心の
ゆとりと、思う存分やるための段取り:そんな今年の実践的テーマを
表すようなcristalsのはじまり。

Happy new Year 2009

1.07.2009


二〇〇九年 元日 <雪>

新年あけましておめでとうございます。
いつもの午前零時の初詣も、今年はちょっと特別。
いつの間にか来ていた厄年のお祓いをしてもらおうと、
着物に着替えて日が昇ってから出掛けました。
母からの贈り物、娘孫三代までも着られると言う
渋い大島紬も今では、年相応。周りの着物上手な方の
影響からか私も着てみようと思い立ったのですが、
不思議と気も引き締まってとてもいい感じ。
何となく七五三のような大きくなったね〜の気持ちで
感慨深く、珍しく記念撮影しました。お祓い終わって
気分は爽やか、帰りにおみくじを引いたらなんと!
大吉でした。嬉嬉。これまで来られたのも、
一期一会とこうして皆さんにお世話になりました
おかげです。と、感謝の気持ちでいっぱいです。
益々、気を引き締めて自分の出来る事、
励みたいと心に誓うのでした。みなさま今年も
どうぞよろしくお願いします。

つきませう、おもち @ 西新井大師

1.01.2009

28日、
西新井大師へ石鍋さんちの、おもちつき。
おもちつきなんて、何年ぶり?!とってもいいお天気の朝、徹夜明けの
junjunを誘って。迎えに来て下さった石鍋さんお餅つきにぴったりの
鮮やかブルーのお着物に格子のショール、さすが300日お着物という
だけあって、カジュアルもかわいい。立派な大師の参道を通り抜け、
朝の日差しとともにムードは満点です。

ちょっとお金を手にしたら画材買ってしまうような、保身より革新の
establised以前の作家にとって頼もしい石鍋さんは、ワンピース倶楽部の
代表をなさっていて日本の現代アートマーケットの拡大のために
立ち上がった、「民衆を導く勝利の女神」とでも言うお方。
初めてお会いして以来、私の展示にいつもいろんな方連れて来て下さいます。
感謝〜。なのに、私は絵描いててお誘い行けない事ばかり今回、晴れて
おもちつきませう。都内に居ながらにして広々とした純和風のお屋敷は、
一瞬で懐かしい気持ちに。いろんな職業、いろんな年齢のみんなが
入れ替わり立ち替わり、運がつきますようにお餅つき。
突きたても一杯食べて、帰りには墨で名前を入れて、
それぞれのお持ち帰り「お鏡」まで頂きました!



今年は、不安で前が見えなくて苦しくなる時もありましたが、
その度に、自分を成長させてくれるような嬉しい出会いが
沢山ありました。人類皆兄弟姉妹。です。甘いと言われても、
私はみんなで幸せになりたいです。
Thank you 2008
 
MISATOBAN


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