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Susan Cianciolo

11.30.2009

迷える子羊には、もういい加減にしなさいとばかりにシンクロニシティーが
起こるので、もう、ろくでもないその羊に降参したのです。デフレスパイラル
とは無縁の、大地にそよぐ風のようなビューンとか。もしくは、蜘蛛の糸に
群がるような恐ろしいことではなく、好きなように筋力を使って羽ばたいていく
感じ。たぶん効いたのだと思います。"Wisdom of flowers" Susan Ciancioloの
ステッチとcreationが醸す雰囲気は、私がこれまで誌面で憧れていたその
ままでした。にっこりとレセプションに居合わせたみんなの反応を見ている
彼女は、自分の作ったものたちを愛おしむようなまなざしでした。彼女の
作るものからは強い肯定のエネルギーが詰まっているように感じられて、
今の東京にこんなhappyな空気を持って来てくれて、とてもありがとうを
伝えたいです。

僕の前に

11.25.2009

23日、
今向き合っていることがあるんだけど、私にはちょっと頑張らないと
いけないのです。どうしたらいいかなと、今月はやっと思う存分考えて
います。ずっとずっと巡らせてみています。例えば、すり鉢上の
ボウルに幾つかのいろんな玉をぐるぐる転がして、ぐるぐるぐるぐる
やっていると、バラバラだったのが、すっと、同じところで揃った!
というようなことがあるんです。吉川さんのタオとか、内容は大きく
割愛ですが、感度が高い藤崎さんの第三項も、まさにアンフラマンスな
ことで、いつの間にか白黒つけようとしていたのかもしれない自分を
おかげで再度見つめたりすることが出来て、なんだ私ルヴァンの
カフェオレ大好きじゃんと思うんです。こんなふうが未だぐるぐるの
最中。そのときなんとなく目に留まった、松浦弥太郎さんの新しい
文庫「最低で最高の本屋」を読んでいて、ちょうど私と”一まわり
”違うらしく(こういう感覚が近ごろちょっとわかる気がして来た)
これまでお名前しか知らなかったのだけど、私の思考のパターンと
いうか、なんだか似ているので面白くて、破天荒な真面目というか、
あっという間に読んでいて残り数ページ、バッグの中に持ったまま、
久々にこの辺を散歩していたら、ちょうど出くわしました。
本にもある光太郎。僕の前に。。。


第一日暮里小学校。

Doodles

11.20.2009


2009 November 16th


2009 November 14th

松づくし

11.19.2009

17日、イラストレーター平松昭子さんの個展 「平松昭子のすてきな
松づくし展」 にお祝いに伺いました。昨年下北沢での個展
“Cascade Shower" でお目にかかってから、お会いする度に、
エネルギッシュな平松さん。いつもは玄米菜食趣味な話しなど、
プライベートでしかお会いしたことがないので、とても新鮮でした。
10年ぶりの個展ということで、ずらりと並んだお仕事の原画の
数々と、新作の掛け軸など、いつもながらムズムズした笑いを
誘うイラストがいっぱい。会場には、たくさんの業界の方々、
上田三根子さんも!あちらこちらで誌面を華やがせる大御所
イラストレーターの方々が勢揃いされていたりと大賑わい。
なんとも、松にのけぞる着物美人画がウケます。
チャーミングなご本人。




* 会場には平松さんの携わった最近の沢山の雑誌がおかれていたの
ですが、その中の、Baila (バイラ)12月号_集英社/art探偵社ページに
「静寂と色彩:月光のアンフラマンス」川村記念美術館が載っているのを
発見! 私の作品も掲載されていました。Oh。

平松さんおめでとうございます!

Hanatama

11.13.2009

今日は、はじめて参宮橋へ。タカさんの花たま展に遊びに行きました。
タカさんとはたぶん10年以上のおつきあい。彼女が働く金沢の雑貨店で
人気商品の彼女が作る手刺繍髪留め。そこから派生した花たまが勢揃い。
秋色いっぱいです。




この日は、ほぼ日でもおなじみの、イラストレーターの福田利之さんが
スペースの一角で、「福田コーヒー店」をオープン。エプロン姿の
福田さんが丁寧に珈琲を入れてくれました。美味しかった〜。
ケーキもお花つき。



こちらがタカさん↓彼女の明るい人柄が奔放な花たまに!金沢に帰る度、
彼女の笑顔に元気づけられます。実は、彼女の作る花たまのヘアゴムは、
私の”100Things in My Room.” にも登場しています!お手元にお持ちの
方は早速ページを捲ってみて下さい、アハ体験。



20XX YardSaleのために私も刺繍をしましたが、手指しは本当に時間が
掛かるんです。けれど、ミシン刺繍とは違う、手指しの柔らかな立体感とか
温かみがあるんです。ほんと不思議だけど別もの。展示はあっという間
17日(火)まで! 髪留めも販売中です。寒い季節に、
ほわっ(温)としたい方は是非!>>detail

I see

11.08.2009

This is it

11.04.2009

ぶわーっと後ろから風が吹くみたいに、突然いろいろと聞こえてくるんです。
ふと見上げると、TVで、尊敬する児童文学家のミヒャエルエンデの昔の
インタビュー映像が流れてきて、その中で彼の父が画家だったこともあって、
アーティストの社会における役割を彼の言葉で話していました。しばらくして、
養老猛司さんと宮崎駿監督は人を育てるというお話しをしていました。
子どもたちが産業に浸かっていて創造性が培われていないって。そして
また別の日、故岡本太郎氏がピカソについて話していて、自分が、誰かの
作品に感動したらば、自分がやる時はそれを超えなければならない、
その上をいかなければならないって。。インタビュアーがどのあたりまで
辿り着けましたか?と太郎氏に訪ねると、「もう超えてるつもりですけど」
と答えていました。インタビュアーは慌てふためいて、「失礼しました」って。
先日,MJの” This is it " を見て来ました。集中と努力と忍耐と理解と、とっても
丁寧に一生懸命に作り上げているマイケルがいました。これが、リハーサルで
はなく本番であったら、どんなに凄かった事か。もしかしたら、本当に出来上
がってしまったら、その完成度と、煌めきにみなその裏側にある素の彼が
見えることはなかったのかもしれません。私は、そんな素の彼から溢れるものを
身体いっぱいに感じメラメラしました。感受性が豊かである事は敏感であるが
故に傷付きやすいのかもしれないです。けれど、感受性が豊かである事は、
感動する力もいっぱいです。太郎氏のように、創る人は、感動したらばす
ぐさま、それと決別し、誰も見た事がない自分の創造の旅に出ることに
なるのです。そう、どんなに感動しても会いたくても、超えなければならない
時は、決別の運命にあるのです。マブダチペルーが薄暗いアントワープで
彷徨う私にずっしり資料を送ってくれた、レヴィストロース氏が亡くなった
事を知りました。。私たちは何かを越えなければならない時なの
かもしれません。確実に私には。

Feast of Autumn 5

Feast of Autumn 4

11.02.2009

Feast of Autumn 3

11.01.2009

 
MISATOBAN


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