新年早々夜の六本木の丘へ。いきなりの巨大スクリーンにわくわくしながらも、ゆっくりと浴びせかけられる、fundamentalなメッセージの映像は大変心地よく、最近の狂った感じとは違う真直ぐなビルヴィオラの creativityにぼんやり身を委ねる事ができました。あまりにゆっくり見てしまったのでこれは回れないかもしれないとお姉さんに訪ねると、全部最後まで見るには何十時間も掛かってしまうとのこと。何故だかわからないけど、この年代のアーティストに多い、見つめる眼の大人っぽさや揺るぎなさが私はとても好きな気がします。
上から見る夜景は相変わらずとってもギラギラでしたが、空いている美術館は観光客の外国人の方の割合いが多くいつもとちょっと違う雰囲気でした。正月からビデオアートなんてなんだかとっても贅沢です。ギラギラが消えてたらもっと素敵なことでしょう。